春の気配

「囀り(さえずり)を こぼさじと抱く 大樹かな」  星野立子
大きな木が枝を広げてどっしりと立っています。木の枝にはたくさんの鳥たちがやってきて、楽しくにぎやかにさえずっています。
大きな木は、その小鳥たちのさえずりをこぼさないように、優しく包むように立っていることですよ」

磐梯山の手前にはまだまだ雪景色が広がっています。
レンゲ沼の表面も雪に覆われていますが、周辺の看板やベンチなどが顔を出すようになってきました。気温の上昇によっては、レンゲ沼には立ち入らないよう立て看板を表示できるよう準備も始めています。

朝の開館準備で正面玄関を開けると、どこからともなく美しいさえずりが聞こえてくるようになりました。”春の気配”に心が沸き立つ・・・。
そんなサイトステーション森の駅です。